『Romancing mika』にまつわる話

                  

東京マリー



 色んな所で何度も書いてることですが、このアルバムは 最初「名盤を作ろう」とバカにも程があるようなことを本気で 考えてスタートし、最初は名盤分析などをやっていたのですが、 途中で「なに名盤?もう君帰っていいから」 という思考状態になって、その頃よりゲスト陣の方々の参加が増えてきまして、 今回は自分でも何が出来上がるのか全く持って不明、でも楽しみ、 という感じでやっておりました。 最終的に全ての辻褄が合い(自分の中で)、ほっとしたのを覚えております。
全ての曲に色んな謎解きが含まれていますので、 それらを解読するもよし、完全に無視するもよし笑、のオールマイティーな 色合いのアルバムだと思います。
ちなみにゲストの方々には「あなたのお母様が聴いて良いと思うような ものになります」といつも言ってました。我ながら嘘つきですね。
でも、そういう意味でも、 今までの中では一番沢山の人に聴いてもらいたいと思える作品になりました。

2006/03/22